こんにちは、風船(@fusen_niconico)です。
今回auにてAppleのiPad mini 4 Cellularモデルを契約しました。
Wi-Fiモデルでも良いように思うのですが、今回あえてCellularモデルです。今回はその理由などに重点をおいて投稿を書いていきたいと思います。
なぜCellularモデルなのか
基本的な性能自体はWi-FiモデルもCellular+Wi-Fiモデルでも変わりません。単体でモバイル通信ができるかが大きな違いです。最初のうちはテザリングでなんとかやりくりすればいいかと思っていて、Wi-Fiモデルを購入しようと考えていました。ところが、調べたり、友人から教えていただいて知ったのですが、Wi-Fiモデルには私にとって割と致命的な、ある機能がついていなかったのです。
Wi-FiモデルにはGPSがない
なんとGPSがついていないようなのです。元々Androidタブレットを所有していてそちらには当たり前のようにGPSがついていました。そしてとある理由で借りていたWi-FiモデルのiPad mini 2でもマップを開いてみると問題なく位置情報が出ていたので、GPSモジュールが内蔵されているのかと思っていました。ところが「GPSついてないよ」という話を聞いて、この時点でWi-Fiモデルは購入候補から消えてしまいました。
Wi-Fiモデル+テザリングはデータ通信量が多すぎる
こちらもWi-FiモデルのiPad mini 2を使っていて気づいたことなのですが、Wi-Fiモデルは自宅やカフェなどの高速・制限のないWi-Fiで利用することが前提のモデルで、本格利用する際にテザリングとの組み合わせには向いていないということです。具体的な例が次の内容です。
このスクリーンショットは、iCloudミュージックライブラリを有効にした状態のCellularモデルの設定画面です。
”ストリーミングとダウンロード”に「モバイルデータ通信を利用」・「モバイルデータ通信で高音質」という項目があるのが分かります。設定の有・無効でモバイルデータ通信量を節約できる項目です。それではWi-Fiモデルではどうでしょうか。
Cellularモデルであったような項目はありません。モバイルデータ通信がついてないので当たり前ではありますが…。つまりこれでは常に高音質再生になるため、Cellularモデルよりもより多くのデータ通信量を利用する可能性があるというわけです。
続いてのスクリーンショットは、Storeの自動ダウンロード・アップデートに関する設定です。こちらにも自動ダウンロードにモバイルデータ通信を利用するか否かの設定項目が存在します。
そしてこちらがWi-Fiモデルのスクリーンショットです。当然のことながらモバイルデータ通信での自動ダウンロードの設定項目はありません。つまり、Wi-Fiモデルでは自宅やカフェのWi-Fiでも、テザリングでも関係なく設定がONになっていれば自動的にダウンロードをしてしまいます。実際に私自身、Wi-Fiモデルをテザリングでつないでいるときに自動ダウンロードが実行されてデータ通信量が大量に消費されてしまうことに遭遇しました。こちらに関しては設定をOFFにしてあればいいのですが、わざわざ使うWi-Fiに併せて手動で変更するのもかなりの手間です。
1ヶ月のデータ使用量は?
なお、実際に5月中にWi-Fiモデルをテザリングで運用した結果がこちらです。
4.2GBという圧倒的データ量です。普段は全部合わせたデータ量がこれぐらいだったのですが、今月はテザリングだけでこれになりました。
つまり、自宅やカフェだけで利用するだけならWi-Fiモデルでも良かったのですが、外でGPSを利用したい、データ通信量を節約して使いたいという私のわがままのせいで必然的にCellularモデルを選ぶことになったのでした。
まとめると
というわけでCellularモデルのiPad mini 4を契約したのですが、実際に節約できるかどうかが分かるのはデータ量がリセットされる次月からだと思います。その際にまた結果を記事にしてみたいと思います。
少なくとも、ストリーミングや自動ダウンロードに関する設定項目が増えるだけで自分のど忘れやミスでデータ通信量を使ってしまうような事は減りそうなのでデータ量の節約には貢献してもらえそうです。
せめてiPhoneのインターネット共有でつないでいる時は、その状態を識別して自動的にOFFにしてくれるような機能があったらいいんですけどね…。(これが今回言いたかったこと)
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