こんにちは、風船(@fusen_niconico)です。
最近巷で噂されている「iPhoneのバッテリーが劣化してくると動作が遅くなる?」という話。一昨日18日には、これをさらに裏付けるデータがベンチマークソフトウェアで有名なGeekBenchが発表しています。
データの端末はiPhone 6sとiPhone 7ですが、iOS 10.2ではベンチマークのスコアのほとんどが同一の数値であるにもかかわらず、iOS 10.2.1からスコアにバラツキが見られ始めたとのこと。
iOS 10.2.1から、バッテリーの劣化率でピーク時のCPUの周波数などを下げる機能が搭載されるようになったのではないか?と考えられているようで、これは、一時期騒がれたiPhone 6sが突然シャットダウンするという問題に対処する方法として搭載された機能ではないかと言われています。
さて、この噂は果たして本当なのか?
iOS 11にしてからやけに激重なiPhone 6 Plusを使い、バッテリー交換を含めて検証してみました。
以前までずっと使っていたiPhone 6 Plusを使って検証してみることにしました。スクリーンショットを取り忘れてしまっていましたが、この端末のバッテリーのデザインキャパシティは89%になっていました。2017年の1月末頃に本体交換をしたばかりの端末でしたが、11%も劣化しています。さすがに早い気がしなくもないですが、使い方かな…。
まずは、交換する前の「GeekBenchのスコア」がこちら。
Single-Core Score | 801 |
Multi-Core Score | 1382 |
この数字が良いか悪いか。
次に、同じデバイスの他のスコアを見てみます。
Single-Core Score | 1554 |
Multi-Core Score | 2656 |
なんと半分程度の性能しか出ていないことが分かります。これは噂も本当か…?
いやでもまだわかりません。これはバッテリーを交換してみなければ真偽は分かりません!(交換しても分かるのか?)
それではさっそく、手元のデバイスのバッテリーを交換してみましょう!