こんにちは、風船(@fusen_niconico)です。
新生活がスタート間近となりましたね。関係ありませんが私も今年から新生活がスタートします。
そんなさなかに、ASUSさんがぴったりな新製品をリリースされたようです。
今回もまたまたASUS JAPAN株式会社様よりサンプルをお借りいただいたので実機を使ったデイワンレビューもしていこうとおもいます!
Wi-Fiとスマートスピーカーが一体型になった新製品のようですが、一体どのような製品か動画も交えて詳しくみていきましょう!
Wi-Fiとスマートスピーカーが1つの製品に!

名前は「Lyra Voice」。ライラボイスと読むようです。
Wi-Fiルーターとスマートスピーカーの機能を兼ね揃えており、まさに2-in-1(Bluetoothスピーカーも入れたら3-in-1)ルーターです。
Wi-Fiルーターとスマートスピーカー部分をわけてみていきたいと思います。
Wi-Fiルーター
規格はAC2200のトライバンド。400Mbpsの2.4GHz x1と867Mbpsの5GHz x2の3つのバンドで構成されています。
特に5GHzは2バンド用意されており、一方を通常のデバイス用とし、もう一方を干渉のないゲーム専用帯域として使う事も可能です。
また、ASUSのWi-Fiルーターのウリでもある「AiMesh」対応製品です。私が初めて「AiMesh」をレビューした当時よりも対応製品が増えてきましたね。選択肢が増えてきてユーザーとしても有り難い限りです。
スマートスピーカー

アシスタント部分には、Amazonの「Alexa」が搭載されているので、連携できる製品も多くスマートスピーカーとしても十分に実用的です。
大切なスピーカー部分は8Wのステレオスピーカーで、艶やかで迫力のあるサウンドを実現するためにパーツ選定とチューニングが行われており、なんと、Amazon Echoの上位モデルやJBLよりも音質が良いという意見もあるそうです。
「Alexa」に対応している音楽ストリーミングサービスであれば、どれでも使うことができます。
以下が対応しているサービスです。
こういった点もAlexaのメリットですね。
というわけで
「Lyra Voice」は
- トライバンドWi-Fiルーター
- Alexa搭載スマートスピーカー
- Bluetoothスピーカー
- セキュリティ機能
- Wi-Fi中継器
という、細かくわけると5つの機能を持っています。
ASUS公式による動画(YouTubeにジャンプします)にて製品の概要をご覧いただけます。
開封とセットアップ
早速ですが、実機をセットアップしていきます。
こちらが「Lyra Voice」のパッケージです。
発売前のサンプル品とのことでしたが、しっかりと日本語パッケージで
技適も通っていました。
サイドには、Alexaでできるサンプルや、Wi-Fiルーターとしての強みもアピールされています。
裏面はこんな感じ。
外側のカバーを取ると、「Lyra Voice」の文字が!
箱を開けると、本体が登場です。本体と設置する部分にはさわさわのクッション素材が付いています。
さらに下に、ACアダプター、LANケーブル、取扱説明書などが入っています。
本体裏面はこのような感じになっています。
Ethernetポートは、WAN端子、LAN端子の2ポートだけで非常にシンプルです。
DTS サラウンドサウンド技術が搭載されているので、DTSのロゴが入っています。
上面のボタンです。
音量の上下ボタンと、アクションボタン、ミュートボタンです。
セットアップ
早速電源をつないでみました。電源をONにすると起動準備が始まり、このようにLEDが青く光ります。
設定準備が整うと、LEDが白く光り、上下に動き出します。
「ASUS Router」アプリを起動し、右上の+アイコンをタップし、”Lyraデバイスのセットアップ”をタップします。
Lyra Voiceが表示されるのでタップします。
自動的にLyraに接続されます。
Lyra Voiceの動作モードを選択します。今回は”既存のWi-Fiネットワークへの接続”を選択しました。
Lyra Voiceを設置する場所を選択します。スマートスピーカーの機能も備えているため、場所の特定用にこの設定はいいと思います。
選択後に自動的に既存のWi-Fiネットワークの検索が始まります。
自動的に最適なWi-Fiが選択され、パスワードの入力を求められます。パスワードを入力します。
続いて中継用のWi-FiのSSIDとパスワードを設定します。
Lyra Voiceの管理画面へのユーザー名とパスワードを入力します。
設定の書き込みが始まるので待ちます。
早速Lyra VoiceのWi-Fiに接続するように促されました。
スマートフォンの設定画面から指定されたWi-Fiに接続すると続行します。
Wi-Fiルーターの設定では恐らく初である「Amazonアカウント」の設定が表示されます。”Amazonでサインイン”をタップします。
Amazonアプリで開いても良いか尋ねられます。
Alexaの設定準備ができるようになっていると、下の写真のようにLEDがオレンジに光ります。
このあたりはAlexaデバイスに準拠した動作のようです。(Echoも同様に光ります)
内容を確認して、同意するならば”許可”をタップします。
言語の選択画面が出ました。日本語!ちゃんとありますね。
はい、おねがいします!
早速Alexaに話しかけてみよう的な画面が表示されます。
これで全ての設定が完了です!
スマートスピーカー部分をみていく
早速Alexaを使ってみました。
実際にAlexaに話しかけてみた様子(YouTubeにジャンプします)の動画も用意しました。
レスポンスも良く、スマートスピーカーとして問題なく使えそうです。
もちろんですが、音楽などが再生されているような環境でもしっかりと「Alexa」と呼びかければ反応してくれます。
また、スキルの連携ができていれば、Alexaを通してゲストWi-Fiの設定を有効にしたりすることも可能のようです。
これまでもAmazon Echoなどを通せば可能でしたが、ルーター単体で全て完結できるようになった感じですね。
音質
NCSをかけて音質テストです。
スマートフォンのマイクであるが故の限界はありますが、実際に聴いて音質をご確認ください。
DTSサラウンドの有無での音質の違い(YouTubeにジャンプします)も記録してあります。
個人的な感想ですが、音の広がりと低音が確かにEchoシリーズよりも良いように感じました。
DTSサラウンドは、音の広がりがすごい変化します。聴いてわかりますが、左右の分離感が極端に変わり、音に包まれている感じです。
ピュアなサウンドを楽しみたいのであればDTSサラウンドはOFFの方が良いと思います。
スマートスピーカーとして考えた場合、この音質は確かに良い部類に入るのではないでしょうか。
Wi-Fiルーター
スピードテストもやってみました。
さすがのASUS、AiMesh対応なども見込み、抜かりのないスペックのWi-Fiを積んできています。
今回は、簡単ではありますが、Lyra Voiceを設置した自室(2F)と自宅内で最も端(1F)で計測をしてみました。
なお、我が家は周りにWi-Fiがほとんど飛んでいないので、干渉はないと考え、5GHz-2については計測を行っておりません。
あらかじめご了承ください。
自室
5GHz | 2.4GHz | |
下り | 132Mbps | 41.0Mbps |
上り | 84.3Mbps | 85.3Mbps |
さすが素晴らしい速度が出ています。ただ設置している同室内であればどのルーターでもこのレベルの速度は出ると思います。
1Fの端
5GHz | 2.4GHz | |
下り | 83.1Mbps | 35.8Mbps |
上り | 43.8Mbps | 12.5Mbps |
階数の違う事に加えて、自宅の端でもこれほどの速度が出るようです。
ASUSの通常のハイエンドモデルのルーターと同等レベルです。
これは予想外でした。
全てのデバイスのハブ的存在になる
ここまで、スマートスピーカー部分とWi-Fiルーター部分それぞれをみてきましたが、非常にバランス良く思える製品です。
これまで紹介してきたWi-Fiルーター専用機とは違い、ポート数などをみても、一人暮らしの部屋などで使う事を想定、AiMeshの追加ノードに向いている性能と言えます。
Wi-Fiの性能自体はハイエンドルーターと遜色ないレベルのモノが搭載されているようなので、AiMeshの追加ノードとしても心配なく利用できると思います。
コンパクトな筐体1つで2つの製品を兼ね揃えているので、新生活には本当にもってこいな製品ですね。(時期的にも狙ってきたか!?)
AiMeshにも対応しており、今後より広い住居で使う場合に備えた冗長性の確保も可能なので長く愛用できる製品であることは間違いなし。
新生活に合わせて、あるいはWi-Fiルーターの買い換えなどにオススメです!
スマートスピーカーを検討中の方も必見ですね!
私も新生活に備えてこちらを購入する事にします!
ASUSとINTERNET Watchのタイアップレビュー記事では、プロの方による、より掘り下げた内容が書かれているのでそちらも要チェックです!
気になる価格ですが、Amazon.co.jpにて32,184円、現在5%OFFクーポンが配布されているのでそちらを適用で3万強で購入することが可能です。
次回、「Lyra Voice」を使ったスマートホーム化も記事にさせて頂く予定なのでお楽しみに!