こんにちは、風船(@fusen_niconico)です。
前回、Macでも高リフレッシュレートディスプレイを有効活用したいという記事を投稿しました。
あの記事の実質的な続きです。
この記事を投稿した際は、単純にHDMI端子に変えてディスプレイのケーブル差し替えをなくしたいという結論に至りました。
しかし、HDMIでは60Hz止まりとなってしまいあえなく撃沈・・・。結局、DisplayPortケーブルを使用しなければいけない事になりました。
それであれば、改めて考えてみてDisplayPort(以下、DP)の切替器でよくねと思ったわけです。
では、なぜそうしなかったかというと
- DPの切り替え器は思いついたけど、DP 1.4に対応したものがないと思っていた(調べていなかった)
- HDMIの切替器はよくみるけど、DPのタイプはニッチすぎて高そうなイメージだった(調べていなかった)
という理由が挙げられます。はい、調べていないだけでした。
調べるのって大切ですね。しっかり調べてみたら、DP 1.4対応のものは普通にあるし、さらには価格もそこまでしないというのが現実でした。
なぜ、DisplayPort 1.4にこだわるのか?
よい質問だす(ダミ声)。
私が今回実現したいのは、Windowsだけでなく、Macを接続した場合でもゲーミングディスプレイの高リフレッシュレートを活かした環境の構築です。
私が使用しているゲーミングディスプレイはDELLの「G3223Q」という4Kで144Hz出せるディスプレイです。
その為、そのリフレッシュレートに対応したDisplayPortのバージョンとして最低でも1.4である必要がある、かつ今回使用するMacBook ProはDisplayPort 1.4だからです。
参考までに、以下にそれぞれのバージョンでの4Kの対応リフレッシュレートを掲載しておきます。
バージョン | 対応最高リフレッシュレート |
1.0&1.1 | 30Hz |
1.2 | 75Hz |
1.3 | 120Hz |
1.4 | 144Hz |
2.0 | 144Hz |
さらに細かくすると、ケーブルのデータレート毎にも対応するリフレッシュレートが異なったりするので大まかに・・・。
DP切替器を購入!
というわけで、早速切り替え器を購入しました。
切替器とディスプレイをつなぐDPケーブルも合わせて購入しています。
ご購入はこちら!
- Displayport 切替器 8K DP 1.4スイッチ双方向 dp切替器 Displayport 切替器 8K@30Hz 4K@120Hz HDCP/DPCP対応 双方向1×2 複数設備およびディスプレイ用
- 【VESA認証済み】Cable Matters 8K DisplayPort ケーブル 0.9m Displayport 1.4 ケーブル DPケーブル ディスプレイポート ケーブル 8K 60HZ/4K 120Hz解像度 HDR対応
嗚呼、最強環境構築完了・・・
上記画像通り、私が構築したかった通りの環境ができました。
商品ページには、それぞれ4K@120Hzに対応という記述でしたが、4K@144Hzでも問題なく使えました。
DP 1.4自体で4K@144Hzは一応対応していますが、切替器・ケーブル発売当時に市場に出回っていた商品が120Hzまでしかなかったために最高120Hzで記載されているんだと思います。
なので、これから4K@144Hz環境に導入しようと思っている方で不安に思っているそこのあなた、4K@120Hzと記載されていても安心してお買い上げください。私の環境では問題なかったので多分大丈夫です。
何はともあれ、これでようやく快適な作業・ゲーミング環境が完成しました。
ルーターの記事はどうなった?
そういえば、ルーターの記事の続きがまだでしたね・・・。
導入してから3週間ぐらい経ちますが、非常に安定稼働しています。
そろそろ設定やらなんやらを記事にしようと思いますので、もう少々お待ちくださいませ・・・。
それでは。
同じく2021macbook proを使っているので今度ディスプレイを買うときの環境構築の参考になります。
ところで、高級ゲーミングディスプレイは、応答速度が理論値で1msなど性能がいいのですが、切り替え器を介した際にどれほど遅延するのかについて気になります。
Korinさん、コメントありがとうございます。
切替器を使用した場合の遅延については、個人でできる範囲で検証してみたいとおもいます。
検証した際に、ブログ記事に追記してこちらのコメントにてお知らせ致しますので続報をお待ち頂けますと幸いです。