こんにちは、風船(@fusen_niconico)です。
今回は、2段階認証に明示的に対応していないiOSバージョンのiPhoneやMacで、2段階認証が有効なApple IDにログインする方法をご紹介します。
この方法を使えば、2段階認証を有効なままで、古いiPhoneやMacでも同じApple IDでログインすることが可能です。
その前に…
ログインをするためには以下の準備が必要になります。
- 2段階認証のコードを受け取ることが可能なデバイスが手元にある事
これは必須です。
方法
手元に2段階認証に対応していないiPhoneまたはMacを用意します。
Apple IDにログインする画面で、通常通りApple IDとパスワードを入力します。
ここで、ログインはせず、コードを受け取ることが可能なデバイスで次の動作を行います。
設定の中の「Apple ID」をタップします。
「パスワードとセキュリティ」をタップします。
「確認コードを入手」をタップします。
確認コードが表示されます。これを使用します。
ここからがミソ
先ほどの確認コードをパスワードの最後に全てつなげて入力します。
パスワードが「Abc123456」で、確認コードが「987 654」ならば、「Abc123456987654」と入力します。
この状態でログイン処理を行うと、2段階認証が有効のままでログインすることが可能です。
まとめ
コレクションとして、機種変更で手元にそのまま古いバージョンのデバイスをお持ちの方も多いことと思います。
そんな時に役に立つかもしれないので、是非覚えておいて損はないと思います。
しかし、2段階認証に対応していないOSバージョンのデバイス(かなり古いバージョン)を使い続けるのは、セキュリティ的にもよろしくない面もあると思いますので自己責任でお願い致します。